自閉症者の特徴って?
更新日:
自閉症の方の行動の特徴は、「他人との関係がうまく作れない」ということのようだ。
例としてよく上げられるのは、
- 話しかけても話者をみようとしない
- 話しかけても返事がない
- 目も合わせない
- 自分のやりたい事をやる
- マイペースでよく動きまわる
- 手をひらひらさせたり回転しているものをじっと見ている
- 何かわからない言葉を独り言をくりかえし言う
たとえば一分一秒時間が狂ったり予定通りに周囲が運ばないと、怒り狂う人ってたまにいるけど、そう言うのも自閉症である。
彼らの場合は自分の興味を引くモノに関しては異常に記憶しているが、ちょっと関心から外れると全く覚えていなかったりする。
もちろん自分の興味にこだわるのは特に病気とは言えないし、こだわる故に素晴らしい能力を発揮する人間も多い。
たとえば大学教授など本当にその学問が好きで、好きでたまらないって言うようなタイプの人だっている。
だから他人との関係において問題がある場合をひとくくりに『自閉症』と呼ぶようだ。
知的障害などがなくても上記の傾向が多少あれば軽度の自閉症であり、また知能程度が高いため高機能自閉症とか、アスペルガー症候群などという名前で呼んだりする。
アスペルガー症候群と、心の理論
アスペルガー症候群とは、「知的障害がない自閉症」と呼ばれることが多い。
つまり能力は優れているのだけれど、他人の行動や言動の意味が理解できないのだ。
『心の理論』と言う概念があって、これはヒトや類人猿などが他者の心の動きを類推したり、他者が自分とは違う信念を持っているということを理解したりする機能のことなのだが、これが十分に発達していないのだと考えられている。
要するに自分の周囲に今いる人が、何を考えているのかそれがわからない。
他人が何かを言っても、それが全部本当のことのように理解したりして、どの程度本気で言っているのかがよくわからない。
私など子どもの頃は、まさにこんなだったように思う。
障害と判定されたことはないが他人のことがよくわからなかった。
今でもおそらくはそう言うことだろうな。
実際の所、身体のあちこちが痛くて、他人の方に意識が向かないだけかも知れないが。