学習障害だったと言われる有名人
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ディスレクシア(識字障害・難読症)であると診断を受けたら、どうやって克服すればよいか考えよう。
悩んだからと言ってどうしようもない。
時間がたつだけだ。
脳というのは生存に必要な知識や情報は、何が何でも獲得しようと言うふうに発達するので、社会生活を営むためのトレーニングを、人より多く積むしかない。
その結果、意外な才能を発揮し、有名になる人も多い。
ディスレクシアと判断されてもそれを発見し、適したトレーニングを積めば問題なく社会に参加できる。
すべての分野で能力を発揮する人などいないのだから、ディスレクシアという「自分の脳の個性」を認識し、それを生かす努力をすればよい。
学習障害(LD)だったと言われる有名人は、たくさん存在する。
学習障害のある人は逆さ文字(鏡像文字)を書いたり、読めないような字を書く特徴を持っている場合が多いのでそう推定できる。
また有名人の伝記内のトピックから、学習障害があったと考えられる事も多い。
学習障害もちの偉人たち
例えばエジソンは、親に知的障害があると医者に連れていかれたらしい。
アインシュタインも言葉がうまくしゃべれず、暗記ができなかったという。
失語症であったらしい。
レオナルド・ダ・ヴィンチやアンデルセンも、残っている手書き原稿から、鏡像文字や読めない字があり、アガサ・クリスティーもそうだったとか。
有名な政治家でも第二次世界大戦中にイギリスの首相を務めたチャーチルや、アメリカ建国の父ジョージ・ワシントン、アポロ計画をぶちあげたジョン・F・ケネディなどが学習障害もちだという。
ハリウッド俳優のトムクルーズなどは、学習障害持ちであったことを明らかにしており啓蒙活動にも積極的だ。
彼は学生時代、bとd、pとqの区別がつかず、本もすらすらと読めなかったそうだが、これはディスレクシアに見られる典型的な症状だね。
トムクルーズは俳優になってからもセリフを覚えることに苦労しており、他人にせりふを録音してもらって覚えたりしているという。